公式ルールブック
【 連珠ルールブック 】
連珠の基本ルール、用語、開局規定、対局規定などを公式に解説するものとして、 連珠ルールブック があります(平成21年3月 日本連珠社作成)。
やさしめに書かれていますが、“公式”であることから要求される正確さのために 全くの初心者には理解しづらい部分があるかもしれません。 次は、それを補うものです。
【 解 説 】
公式ルールブックを補足する形で作られている 解説記事です。 次の4つの章からできています。
- 連珠…その起源
- 連珠の基本ルール
- 連珠の基本対局ルールと珠形
- 連珠運用ルール
広報・普及資料
ここに載せているリーフレットや書籍類は、 日本連珠社内で、あるいは各地の連珠会や連珠愛好家によって作成され、 連珠の普及のために公開されているものを集めたものです。 著作権は放棄されていませんが、 連珠の広報・普及目的であれば自由に複製・配布を許可しているものです (配布にあたり実費程度の負担を求めることは許される範囲内ですが、 営利目的での利用は許可していません)。
pdfファイル等として公開しています。 連珠の広報・普及のために、ダウンロードし積極的に活用して頂ければ幸いです。
【 簡単連珠大会開催ツール 】
町内会のお祭り、児童館のイベントなどのちょっとしたイベントで連珠大会開催を考えている方に「連珠イベント」の開催方法を説明するものです。随時更新していきます。
ご意見やこんなツールが有るなどお気づきの点がございましたらご連絡ください。(連絡先:公益社団法人日本連珠社普及推進委員会 fukyuu_renrakusaki@renjusha.net)
注意:安全のため一部全角文字を使っています(3文字)が、すべて半角文字です。
【 リーフレット・パンフレット 】
連珠のルールやそこで使われる手筋等を要領良く紹介する リーフレットやパンフレット類の普及資料をここにまとめています。
連珠入門、
pdf版
“連珠は初めて”という人のための入門編
連珠の打ち方、
pdf版
少しは連珠を知っている人のための初級編
連珠の勝ち方、
pdf版
連珠を楽しみ始めた人のための上達編
上記3つのリーフレットは東海連珠会で作成されたもので、 全くの入門者から上達し始めた人までを対象にした3部作です。 pdf版のそれぞれはA5の4ページですが、 両面印刷でA4の1枚となるように作られています。
A4パンフ
岡部九段作成の「連珠とは?」の解説パンフレット
【 小冊子 】
東海連珠会・真野芳久五段によって作成された小冊子を紹介しておきます。 いずれもpdfファイルとして入手可能なフリーの書籍です (著作権は放棄されていません)。 正誤表などのより詳しい最新情報は、 東海連珠会Webページ の「連珠資料」の欄で見ることができます。
作品集-1 : A5版24p.、第2版・第2刷(2017.11.1)
作品集-2 : A5版24p.、初版・第2刷(2017.11.1)
作品集-3 : A5版26p.、初版・第2刷(2017.11.1)
作品集-4 : A5版26p.、初版・第2刷(2017.11.1)
作品集-5 : A5版44p.、初版・第2刷(2017.11.1)
英語版-1 : A5版24p.、初版(2012)
英語版-2 : A5版58p.、初版(2013)
英語版-3 : A5版58p.、初版(2013)
一手の詰連珠 : A6横長版142p.、初版・第2刷(2017.11.1)
一手の詰連珠HT :(上記のhypertext版) A6横長282p.
一手の詰連珠(簡易版) : (上記各章前半1/4) A6横長版40p.
珠々の詰連珠 (1) : A6横長版114p.、初版(2017.11.15)
珠々の詰連珠 (2) : A6横長版118p.、初版(2018.12.5)
珠々の詰連珠 (3) : A6横長版118p.、初版(2019.8.1)
珠々の詰連珠 (4) : A6横長版118p.、初版(2020.8.1)
詰連珠・入門 〜5までの追詰め問題〜 : A6横長版128p.、初版(2021.6.1)
異着・正着詰連珠 : A6横長版158p.、初版(2021.10.1)
【 書籍 】
書籍形式の連珠資料です。 連珠本として販売する価値のあるものですが、広報・普及に役立つことを目的として、 フリーのpdf書籍として配布されているものです (著作権は放棄されていません)。

A5版209p.、初版(2015.3.1)の第2刷(2017.11.1)
A5版148p.、初版(2020.6.1)
上記3冊は東海連珠会・真野芳久五段によって作成されたものです。 正誤表などのより詳しい最新情報は、 東海連珠会Webページ の「連珠資料」の欄で見ることができます。
強くなるための連珠講座
【 連珠幼稚園 】
連珠入門者・初級者に向けて、小林高一氏によって 「連珠世界」誌2007年3月号から2011年5月号まで50回にわたって連載された記事を、 Webページに適した形式に変換しての転載です。 各回は基本的に2つの例題と3つの練習問題からなり、 説明文を読み理解しながら自分で解いてみようとすることで、 中級者への道が開けてきます。
2019年9月から原則毎月曜に1回分ずつ転載し、 2020年8月に全50回の転載を完了しました。 最終回の記事に全体の目次に相当する情報があります。 これを参考にされてお好きな回を選んで見て頂くことも可能です。
連珠幼稚園 のクリックでご覧ください。
【 河村九段の連珠講座 】
かつて連珠社ホームページに掲載していた連珠講座を復活します。 連珠が強くなりたい方はまずこれを読みましょう。
京都連珠会ホームページにも同じ内容の講座が掲載されていますが、 著者の了解のもと、 より多くの人に知ってもらうためこちらにも掲載します。 (転載:2018.11.7)
初級編
第1回:連珠って何?
第2回:どんどん攻めてみよう
第3回:黒の勝ち方(1)
第4回:黒の勝ち方(2)
第5回:黒の勝ち方(3)
第6回:黒の勝ち方(4)
第7回:黒の勝ち方(5)
第8回:白の打ち方
第9回:白の勝ち方
第10回:心構えなど
中級編
第1回:けん制手を覚えよう
第2回:困った時に使う手筋
第3回:形勢判断が大切
第4回:価値の高い手を打とう
第5回:盤端を意識しよう
第6回:白を持ったら禁手を狙え
第7回:ノリ手の活用法
第8回:いい形を目指そう
第9回:詰め連珠を解こう
第10回:連珠のセンス
【 河村九段の研究ノート 】
河村九段がかつて連珠世界誌に連載した研究を、 著者の了解のもと、再掲載しています。
浦月四題目の解明
図1にある黒1・白2・黒3の形を浦月(ほげつ)と言います。 白は図2の4が強い手ですが、黒5では図のA, B, Cのいずれでも黒が有利とされています。 有段者の対局では、 「四珠交替打ち」や「題数打ち」と呼ばれる開局規定を使いますので、 黒は5を自由に打てず、更に4つ目や5つ目等の候補を示す必要があります。 黒5の4つ目として、図3の5が良さそうだとは言われていましたが、 これで黒有利かどうかは明確でありませんでした。
図1. 図2. 図3.
本研究ノート「浦月四題目の解明」は、 その疑問を解明しようとした意欲的な検討結果です。 「連珠世界」誌の2011年10月号〜2012年7月号まで 10回にわたって連載された記事の転載となっています。 (転載:2018.11.3)
雲月・雨月桂馬挟みの研究
図1にある黒1・白2・黒3の形を雲月(うんげつ)、 図2にある黒1・白2・黒3の形を雨月(うげつ)と言います。 いずれの図でも白4と桂馬挟みに打つのは強い防ぎの1つですが、 これらは上下対称の同形となります。 同形なので図1を元に考えることにして、 白4までの図に対して図3にある黒5の三は、 白6と防がれ以前は黒良くないと思われていました。 しかし、最近の研究では黒悪くないのでは、と言われるようになり、 実戦でも時折見られるようになっています。
図1. 図2. 図3.
本研究ノート「雲月・雨月桂馬挟みの研究」は、 図3以降の黒の打ち方を調査・研究したもので、 「連珠世界」誌の2015年12月号〜2016年9月号まで 10回にわたって連載された記事の転載となっています。 (転載:2018.11.14)
松月定石の一研究
図1にある黒1・白2・黒3の形を松月(しょうげつ)と言います。 図2の白4が強防で、定石とされる黒5としても黒にとって難解な手順が続きます。 図3の白10までは一つの自然な流れで、黒11は九州流と呼ばれる有力な手段です。 その後の白12も自然な手です。
図1. 図2. 図3.
本研究ノート「松月定石の一研究」は、 図3の黒13とした局面以降の黒の打ち方を調査・研究したもので、 「連珠世界」誌の2009年4月号〜2010年1月号まで7回にわたって連載された記事を、 図番号追加や文章の変更等の著者自身による編集がなされての転載となっています。 (転載:2019.10.22)
彗星ガイド
図1にある黒1・白2・黒3までの形を彗星(すいせい)と言います。 四珠交代打ちが採用されてから打ち始められた珠型なので、 これまでほとんど研究されてきませんでした。
図1.
本研究ノート「彗星ガイド」は、 彗星の基本的な序盤の打ち方(特に黒番)を調査・研究しガイドとしたもので、 「連珠世界」誌の2016年10月号〜2017年12月号まで15回にわたって連載された記事を、 著者自身による編集がなされての転載となっています。 (転載:2020.8.13)
遊星ガイド
図1にある黒1・白2・黒3までの形を遊星(ゆうせい)と言います。 四珠交代打ちが採用されてから打ち始められた珠型なので、 彗星同様これまでほとんど研究されてきませんでした。
図1.
本研究ノート「遊星ガイド」は、 遊星の基本的な序盤の打ち方(特に黒番)を調査・研究しガイドとしたもので、 「連珠世界」誌の2018年9月号〜2019年10月号および2020年3月号の 合計15回にわたって連載された記事を、 著者自身による編集がなされての転載となっています。 (転載:2020.8.14)
【 今後も様々な観点からの、様々な方々を対象にして、 読みやすく分かりやすい連珠講座記事を掲載していく予定でいます。 ご期待下さい。 】