国内・名人戦関連
【 第60期名人戦 (2022年度: 予定と途中経過) 】
名人位決定戦 (名人位挑戦手合い)
神谷俊介第59期名人に、 名人位挑戦者決定リーグ戦(A級リーグ)で優勝した棋士が 挑戦する挑戦手合い5番勝負です。 (対戦者、日程、場所とも未定)
名人位挑戦者決定リーグ戦 (A級リーグ)
全国から選抜された次の10名のA級棋士によって行なわれます。 (9月17日〜19日、西焼津セントラルホテル)
シード選手
前年度A級リーグの3位以内の3名がシードされます。 中村第七世名人は、第59期五番勝負辞退の理由を鑑み、シード棋士となっていましたが、体調不良のため残念ながら出場辞退となりました。 その結果、長副紘樹六段が第3シードとなり、 東日本地区予選次点の宮本俊寿五段が繰り上がっての出場となりました。
中山 智晴 九段 | (10回目) |
岡部 寛 九段 | (21回目) |
長副 紘樹 六段 | ( 3回目) |
地 区 | 出 場 選 手 | 予 選 |
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東日本地区 | 小野孝之七段 ( 3回目) |
一次予選(関東地区):5月22日 江東区 芭蕉記念館
一次予選(東北地区):5月 8日29日 二次予選:6月25, 26日 江東区 芭蕉記念館 二次予選出場者: 長副紘樹六段、小野孝之七段、藤田麻衣子五段、横山翔汰四段、宮本俊寿五段、小山純七段、丸田浩貴六段 |
宮本俊寿五段 ( 初 ) |
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東海地区 | 石谷信一九段 (23回目) |
一次予選(浜松会場):5月15日 浜松市 北部協働センター
同 (名古屋会場):5月 1日 名古屋市 中村生涯学習センター 二次予選:6月26日 浜松市 北部協働センター 二次予選出場者: 石谷信一九段、丸山保司七段、山本靖弘五段、大村二段 |
関西北陸地区 | 長谷川一人九段 (32回目) |
一次予選:5月15日 尼崎市 小田南生涯学習プラザ
二次予選:6月19日 神戸市 SS数学教室 尼崎市 連珠社事務局 二次予選出場者: 長谷川一人九段、牧野光則六段、舘雅也五段、田中祥太郎三段 |
牧野光則六段 ( 2回目) |
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中国四国地区 | 河本翔真三段 ( 初 ) |
予選:5月15日 広島市 横川会館 |
九州地区 | 久家彰夫七段 (11回目) |
一次予選:4月10日 福岡市 福岡県NPOボランティアセンター
二次予選:5月22日 福岡市 福岡県NPOボランティアセンター 二次予選出場者: 久家彰夫七段、藤井直樹七段、河野高久五段 |
A級リーグ実施の結果、 中山智晴九段が優勝し神谷名人への挑戦権を獲得しました。 2位は岡部寛九段、3位は長谷川一人九段でした。 成績表です。
【 これまでの名人戦 】
これまでの名人戦については、 連珠データベース からご覧頂けます。
国内・公式棋戦 (全国レベル)
全国から参加者の集う日本連珠社主催/後援の大会を紹介しています。 棋戦の紹介とともに、直近の開催案内も載せ、 過去の結果の報告をリンク先で示しています。
全日本連珠選手権戦 (珠王戦)
西暦の奇数年は世界選手権の、偶数年はチーム世界選手権の日本代表選考会を兼ねた大会です。
2021年は3月27・28日に 第16期 の通りに開催され、 中村茂名人が優勝しました 過去の珠王戦
NRS杯・中段戦
六段〜四段の棋士を参加資格とし、高段への昇段特典のある公式棋戦です。
2018年8月に第6回が仙台で開催され、 草島真人六段が優勝しました。
過去の記録全国通信戦大会
対面対局とは異なり、葉書(またはe-mail)でゆっくりと楽しめる対局です。 日本連珠社が主催して毎年2回行なわれています。
現在、第110回全国通信戦大会が展開中(2021年7月〜)です。 しかし、通信環境の変化等で参加者の減少が続き、 第110回が最終となることになりました。
過去の記録マスターズ連珠王座決定戦
珠歴豊かなマスターズを対象とした王座戦が 2014年度に新しい企画として始まりました。 ゆったりと3日ほどをかけて対局し、連珠+αを楽しもうとの趣旨です。 全日程に参加できる60歳以上を参加資格とする公式棋戦です。
第1回 (2014)国内・公式棋戦 (地方レベル)
各地で開催される公式棋戦の結果の概要を、 報告のあったものについて、紹介します (新しい記事ほど上部にあります)。 詳細は、「連珠世界」誌、あるいは各地の支部・連珠会のホームページをご覧下さい。
第39期関東選手権: 2022年7月30日と31日に江東区芭蕉記念館で16名の参加のもと開催され、 優勝 岡部寛九段、 準優勝 横山翔汰四段、 同率3位に藤田麻衣子五段、小野孝之七段、川合仁二段 でした。 過去の記録
第46期双竜戦: 2022年7月10日に名古屋市中村生涯学習センターで、 東海支部代表の大村二段と静岡県支部代表の深田蓮初段との決勝3番勝負が行なわれ、 大村二段が連勝して優勝しました。 過去の記録
第39期新鋭棋士戦: 2022年4月10日に江東区芭蕉記念館で行なわれ、 松田将馬二格が優勝し、 準優勝は横山翔汰三格でした。 過去の記録
第53期登龍門戦: 2022年3月20日に吹田市豊一会館において開催され、 優勝 紀藤真一三段、 2位 田中祥太郎三段 となりました。 過去の記録
第17期関西選手権: 第16期選手権者の牧野光則六段に長谷川一人九段が挑戦する決勝三番勝負は、 2022年3月17日に実施され、 牧野六段が連勝で関西選手権タイトルを防衛しました。 過去の記録
第46期青雲戦: 2022年3月20日に浜松市北部協働センターで決勝3番勝負が行なわれ、 東海支部代表の稲垣峻也1級が静岡県支部代表の深田蓮初段に2勝1敗で初優勝となりました。 過去の記録
第47期東海選手権: 2022年3月20日に浜松市北部協働センターで決勝3番勝負が行なわれ、 大村初段が石谷信一九段に2連勝で初優勝となりました。 過去の記録
第22期関東連珠帝王戦: 2022年3月19日に江東区古石場文化センターで決勝3番勝負が実施され、 神谷俊介八段が岡部寛九段に2勝1敗で初優勝を果たしました。 過去の記録
令和4年九州連珠アマ王座戦・新人王戦大会: 2022年3月13日に福岡県筑紫野市生涯学習センターで開催され、 有段者の部では、優勝 山根友裕二段、2位 志村広樹二段となりました。 過去の記録
第13回東北選手権大会: 2021年12月12日に石巻市で開催され、 優勝は井上史也五段、2位は岡部寛九段、3位は藤田麻衣子四段でした。 過去の記録
令和3年九州連珠選手権大会: 2021年11月21日に筑紫野市生涯学習センターで実施され、 高段者の部では、優勝 河野高久五段、2位 久家彰夫七段でした。 有段者の部では、優勝 山岡顕太郎二段、2位 志村広樹初段でした。 過去の記録
第53回クラス別連珠京都大会: 2021年11月13日に、東山いきいき市民活動センターにおいて、Aクラス(初段〜四段)と特別クラス(五段以上)の2クラスで開催されました。 Aクラスの優勝は田中祥太郎二段、2位は紀藤真一三段で、 特別クラスの優勝は河村典彦九段、2位は丸田浩貴五段でした。 過去の記録
第24期新春連珠大会: 2021年1月24日に江東区芭蕉記念館にて行なわれ、 高段者の部では優勝:岡部寛九段、準優勝:牧野光則五段で、 有段・級位者の部では優勝:芝野龍之介初段、準優勝:藤田麻衣子四段でした。 過去の記録
第60期彗星決定戦: 決勝リーグが2020年10月18日に深川いっぷくで行なわれ、 長副紘樹三段の優勝、 西澤碧生初段と藤田麻衣子三段が同率の準優勝となりました。 過去の記録
第38回青森県連珠名人戦: 2019年11月10日に青森市中央市民センターで開催され、 優勝 宮本俊寿五段、 2位 丹野好高五段でした。 過去の記録
第36回青森県連珠選手権戦: 2019年6月30日に青森市中央市民センターで開催され、 優勝 宮本俊寿五段、 2位 丹野好高五段でした。 過去の記録
ここに以前に載せた記事は 公式棋戦(地方)アーカイブ にあります。
国際戦
【 世界選手権 】
第16回世界選手権 (2019年、エストニア国・タリン)
第16回世界選手権は、 2019年8月にタリン市で開催されました。 詳細は、大会の World Championship 2019 をご覧下さい。
その代表選手選考会を兼ねた全日本連珠選手権戦 (愛称:珠王戦) は 2019年3月30日(土)、31日(日) に東京都江東区芭蕉記念館にて行なわれ、 日本代表選手は以下の通りとなりました。 (珠王戦優勝は中村茂名人でしたが、世界選手権出場を辞退しました。)
- QT (現地最終予選、7.31〜8.2):
中山智晴八段、小山純六段 - AT (世界選手権本戦、12名によるリーグ戦、8.4〜8.10):
神谷俊介七段、岡部寛九段、井上史也三段
上位6名がATに進出できる QT には世界の強豪20名が参加し、 中山智晴八段、小山純六段とも通過しました。 これでATの日本勢は史上最多の5名となりました。
AT の結果は次表をご覧下さい。
BT (オープン大会) には、35名の参加でしたが、 QTグループがATにまわったため、 日本勢の参加はありませんでした。
WT (女流選手権) には 藤田麻衣子二段 が出場し、 14名中7位に入りました。 なお、優勝は中国のWu Zhiqinでした。
順 | 選手名 | 国 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 勝点 | TB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Cao Dong | 中国 | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ● | △ | ○ | ○ | ○ | 9.0 | 46.50 | |
2 | V. Sushkov | ロシア | ● | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ● | ○ | 7.0 | 35.00 | |
3 | 神谷 俊介 | 日本 | ● | △ | △ | ● | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 7.0 | 31.75 | |
4 | 中山 智晴 | 日本 | △ | △ | △ | △ | ● | ○ | ○ | ● | ○ | ● | ○ | 6.0 | 31.00 | |
5 | 岡部 寛 | 日本 | ● | ● | ○ | △ | ○ | ● | ○ | △ | ● | ○ | ○ | 6.0 | 28.50 | |
6 | Mei Fan | 中国 | ● | ● | △ | ○ | ● | △ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | 6.0 | 28.25 | |
7 | 小山 純 | 日本 | ● | ● | △ | ● | ○ | △ | ● | ○ | △ | ○ | ○ | 5.5 | 24.75 | |
8 | D. Fedotov | ロシア | ○ | ○ | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ○ | ○ | ● | 5.0 | 29.50 | |
9 | A. Oll | エストニア | △ | ● | ● | ○ | △ | ● | ● | ○ | ● | ○ | ○ | 5.0 | 23.50 | |
10 | P. Gardstrom | スウェーデン | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | △ | ● | ○ | ○ | ○ | 4.5 | 18.75 | |
11 | D. Epifanov | ロシア | ● | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ● | ● | ● | ● | △ | 3.5 | 19.75 | |
12 | 井上 史也 | 日本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | △ | 1.5 | 6.75 |
これまでの世界選手権
これまでの世界選手権の情報については、 連珠データベース からご覧頂けます。
RIF (連珠国際連盟) の World Championshipページでは、 より詳細な結果報告と棋譜を見ることができます。
【 チーム世界選手権 】
第12回チーム世界選手権 (2018年、ロシア・サンクトペテルブルグ)
ロシア連邦・サンクトペテルブルグ市「コピーセンター」にて、 ロシア3チーム、エストニア2チーム、日本、中国、スウェーデンの 5か国8チームが参加し、 4月29日 開会式、 4月30日〜5月5日 対局、 5月5日 閉会式 の日程で開催されました。
大将 | 中山 智晴 名人 |
副将 | 藤田 雄大 五段 |
三将 | 飯尾 義弘 八段 |
四将 | 小山 純 六段 |
R1 | 岡部 寛 九段 |
R2 | 藤田 麻衣子 初段 |
チーム名 | 予選勝点(団体)・持越し | 決勝勝点・合計 | 順 | ||
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中 国 | 23.0 (6.5) | 8.0 | 9.5 | 17.5 | 1 |
日 本 | 18.0 (5.0) | 6.0 | 6.0 | 12.0 | 2 |
ロ シ ア 2 | 18.5 (5.0) | 5.0 | 4.5 | 9.5 | 3 |
エストニア1 | 17.5 (5.0) | 5.0 | 4.0 | 9.0 | 4 |
ロ シ ア 1 | 13.5 (3.0) | 9.5 | 8.5 | 18.0 | 5 |
ロ シ ア 3 | 11.5 (2.5) | 7.0 | 7.0 | 14.0 | 6 |
エストニア2 | 5.0 (0.5) | 4.0 | 4.5 | 8.5 | 7 |
スウェーデン | 5.0 (0.5) | 3.5 | 4.0 | 7.5 | 8 |
日本からは表にあるメンバーで参加し、2位となりました。
優勝は中国チームでした。
(表は、1〜4位決定戦、5〜8位決定戦後の結果です。)
より詳しい情報は 第12回チーム世界選手権 にあります。
これまでのチーム世界選手権
これまでのチーム世界選手権の情報については、 連珠データベース からご覧頂けます。
RIF (連珠国際連盟) の Team World Championshipページでは、 より詳細な結果報告と棋譜を見ることができます。